プロフィール

高野みゆき
 
・簡単なプロフィール

夫と娘、そしてかわいい文鳥2羽と一緒に穏やかに暮らしています。

幼いころから複雑な家庭環境で育ち、10代後半には精神疾患を発症。強い対人トラウマから人を信じることが難しくなり、日常生活もつらい時期がありました。

26歳で結婚し娘を授かりましたが、夫の借金問題や私自身の化学物質過敏症や精神疾患、さらに娘の不登校など、家族みんなで乗り越えるべき壁が多くありました。

それでも、自分と向き合いながら様々なセラピーを経験し、トラウマを少しずつ克服。今は心穏やかに暮らせるようになりました。

子どものころは人が怖くて、周囲の顔色ばかり気にして自分の気持ちを伝えられない子どもでしたが、

今では自分の意見も素直に話せるようになり、自分に嘘をつかずに楽しく毎日を過ごしています。

 

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・詳細なプロフィール

1974年生まれ。父、母、兄の4人家族の末っ子として育ちました。

幼い頃は近所の子どもたちと遊び、隣のお宅にもよくお邪魔する元気な子どもでした。

 

しかし、私が幼稚園に通っていた頃、両親の関係が悪化し、夫婦喧嘩の場面を目にしたこともありました。母はいつも機嫌が悪く、私が話しかけても返事がないことが多く、ある日「明日から幼稚園バス停から一人で行き帰りしなさい」と言われ、まるで放り出されたような寂しさを感じました。

 

父は私には優しかったものの、家を空けることが多く、家にじっとしているのが苦手な人でした。私は「私のことをわかってくれるのは父だけ」と思い、父の帰りをいつも待っていました。

 

小学校1年生の12月に両親は離婚し、母が家を出て行ったため、父と兄と3人で暮らすことになりました。父は料理が得意ではなかったものの、できる範囲で頑張ってくれ、仕事から帰るとお鍋でインスタントラーメンを作ってくれたりしました。

 

そんな父との時間が増えたのも束の間、父は次第に家に寄り付かなくなり、家に帰らなくなってしまいます。春休みには祖父母に引き取られ、その後数カ月で母に戻されました。父とはその後数回会ったものの、やがて連絡が途絶え、数十年音信不通になりました。

 

兄とはもともと意地悪されたりいじめられたりしていましたが、家庭の変化によるストレスからいじめはエスカレート。母は夜働いていたため、私には逃げ場がなく、小学3年生の頃から「死にたい」と思うようになりました。

 

母との関係も冷たく、常に母の機嫌を伺う毎日。相談できる人もいなく、孤独の中で中学時代は不登校がちになり、高校も途中で辞めるほど心が壊れていました。

 

そんな中、夜の街に出るようになり、そこで出会ったAさんという男性と付き合い始めました。優しく頭の回転も速い彼に惹かれ、「この人は私をわかってくれる」と思い込みましたが、付き合って1〜2か月でレイプされてしまいます。

 

普通なら別れる選択をするところですが、孤独で誰にも理解されない自分は、彼に依存し続け、レイプされた事実をなかったことにして付き合い続けました。

 

レイプは「魂の殺人」とも呼ばれるほどの深いトラウマで、人は衝撃から心を守るために記憶や感覚を凍結させることがあります。私もそのようにして辛い体験を感じなくし、表面的にはやり過ごしていましたが、トラウマが消えたわけではありません。

 

彼との関係は徐々に不信感に満ち、2年後には精神的に限界を迎え別れます。別れた後は人を信じられなくなり、心を許せず、対人恐怖症のような状態に。社会生活も困難になりました。

 

それでも少しずつ回復し始め、2018年にエモーションフリーに出会ってからは、自分の感情と向き合い、内面の整理が進みました。時間はかかりましたが、今では自分のやりたいことにワクワクし、目標を持って行動できるようになっています。

 

過去の私の経験は、壮絶だと言われることもありますが、その私がここまで変わることができたからこそ、同じように苦しむ方の力になりたいと強く願っています。

 

 

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